
仙台市青葉区芋沢│築70年以上経った農作業休憩所の葺き替え(1日目:解体~ルーフィング施工)

本日ご紹介するのは、1日目の既存瓦と下地(瓦桟・防水シート)の解体~防水シート(改質アスファルトルーフィング)施工の様子です。
調査の様子はコチラ→仙台市青葉区芋沢│農作業休憩所として使われていた建物の屋根の調査
こちらは調査の際、お客様より築50年以上の建物だとお伺いしていましたが、詳しく調べてみるとなんと70年以上も経過していることが分かりました!
70年以上も経っているのに、いぶし瓦の実に立派な佇まいです。何の問題もないように見えますが、調査により、のし瓦下の粘土が剥がれ落ちていたり、下地の防水シートもかなり劣化して屋根板がむき出しになっている部分もあることが分かりました。一旦解体し、防水シートを張り直す必要があります。
既存瓦の解体

今回の工事では、お客様のご要望で既存の瓦は使わず、全て新しい三州陶器瓦で施工する予定です。

母屋は東日本大震災前の大きな地震で崩れてしまい、板金で葺き直してありますが、こちらの休憩所は無傷だったそうです。よく持ちこたえました!

下地(防水シート・瓦桟)の解体






防水シート(改質アスファルトルーフィング)の施工


以前使用していたフェルト製の防水シートに比べ、今回使用した改質アスファルトルーフィングは温度変化に強く、耐久性に優れています。また釘穴シール性に優れ、タッカーの針や釘を打ち込んでも、熱で膨張して穴を塞ぐ性能も備わっています。これで2次防水の対策はバッチリです!
次回は、防水シートの上に瓦桟を施工し、新しい三州陶器瓦で平葺きする予定です。
次の工程はこちら→仙台市青葉区芋沢│昭和20年代に建てられた農作業休憩所の瓦桟施工から平葺きまで(葺き替え工事2~3日目)
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