
2025.02.13
塩竈のお客様より雨漏りしているとの問い合わせがあり、現地調査を行いました。内部調査をしたところ、2階の天井のいたるところに雨漏りによるシミがありました。風向きや雨量により雨漏りするとのことです。 つぎに、屋根に上り調査をしていきます。屋根材は、陶器瓦です。屋根全体には、目立ったズ…

3.11東日本大震災の津波で床上浸水の被害に遭い、これまでに屋根以外は修繕済みでした。最近になってしばらく使っていない子供部屋に入ると、天井が落ち、床にカビが発生していたため、ご主人が屋根に上って確認をしてみると、屋根の一部が剥がれて無くなっており、慌てて当店に相談へ駆けつけたそうです。
さっそく既存の瓦棒葺きトタン屋根の解体から工事スタートです。
(解体作業の詳しい様子はこちら→「石巻市元倉│東日本大震災で被災して傷んだ瓦棒葺きトタン屋根を解体(葺き替え工事①)」)
既存の野地板の上から、垂木がある箇所に
釘で固定します。
100mm以上、左右200mm以上
)
取りながら、ルーフィングを
張っていきます。
固定には、ホッチキスのようなタッカーという工具を使って針で固定します。
針や釘を打ち込んでも、改質アスファルトルーフィングは熱で膨張するため、穴をしっかりとカバーして雨水の浸入を防いでくれます。
よく使用されています。
大変軽量で耐震性にも優れています。
SGL(次世代ガルバリウム)鋼板を使用します。
ハゼ部(凸部)
を重ね合わせてしっかりと嵌合させ、ビスで固定します。
これを繰り返して葺いていきます。
立平ロック
ハゼ部
(凸部)の
先端に軒先カバー
キャップを取り付けます。目隠しのためと軒先からの雨水の浸入を
防ぐためです。さらに嵌合部に
雪止金具を固定します。
の間に鼻桟という木材を
本棟のラインを挟んで対に取り付けます。
下地に使う木材は全て防腐処理をしてあります。
ズレと隙間からの
雨水の浸入を
防ぎます。
防水シートと平葺き施工の際、屋根が2階の壁に当たる部分の防水シートと屋根材は立ち上げ加工を施してあります。
雨風の吹き込みや虫・
小動物の浸入、落ち葉や
埃等が
溜まるのを防ぎます。
貫板の上から雨押えを
被せてステンレスビスで
固定します。
壁との境目にはコーキングを打ち、更なる雨仕舞を施します。
葺き替え工事の全ての工程が
完了しました。
ベランダの足元も、ベランダを一旦外して葺き替えしています。
が傷む前に一度、屋根点検をしてみてはいかがでしょうか?街の屋根やさんご紹介
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