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白石市│経年劣化で崩れた粘土が原因で雨漏りした棟の取り直し工事


工事のきっかけ

白石市のお客様より「天井から雨漏りしているので調べてほしい」とのご依頼があり、調査にお伺いしました。
調査の結果、雨漏りの原因は棟に詰めていた粘土が経年劣化により崩れ、瓦がズレたり落下したことが原因であることが分かりました。

白石市 屋根葺き替え,棟瓦取り直し,雨漏り修理,地震 棟取り直し工事

ビフォーアフター

before
蛇行した棟
horizontal
after
7寸丸1段積み施工完了

工事基本情報

施工内容
屋根葺き替え,棟瓦取り直し,雨漏り修理,地震
施工期間
3人×5日
使用材料
三州陶器瓦、改質アスファルトルーフィング、強力棟金具、垂木、セメント、谷樋他
施工内容その他
棟取り直し工事
築年数
約70年
保証年数
工事費用
110万円(谷樋交換工事含む、税・足場架設費用別)
建坪
棟長70.7m(本棟・隅棟・化粧棟・箕の甲)
ハウスメーカー

雨漏り調査の様子

雨漏り調査のご依頼のあった白石市のお客様のお宅です。こちらは築70年ぐらいの陶器和瓦の屋根です。
屋根を詳しく調査してみると、経年劣化に大震災の揺れが加わり、棟に詰めてあった粘土とその上から被せてあった漆喰が剥がれ落ちたことが原因で棟瓦や厚のしがズレたり、崩れ落ちたりしているようです。

詳しい調査の様子についてはこちら→「白石市│三州陶器和瓦の屋根の雨漏り調査。雨漏りの原因は棟の崩れ」
捨丸がなくなっている
こちらは箕の甲部分の上にある捨丸(すてまる)が崩れてなくなっています。崩れたところにできた隙間から雨水が浸入して、雨漏りの原因となっています。
棟の蛇行(縦方向)
棟に詰めた粘土が経年劣化して接着効果が切れてしまい、瓦があちこちズレたり浮いたりしていたため、棟全体が縦方向にも横方向にも蛇行しています。
化粧棟のズレ
化粧棟が本棟との接着面から20cmくらい下にズレ落ちていました。このまま放置したら落下する可能性が高く、大変危険です!
この棟の状態ですと、雨漏りの被害だけでは済まされず、棟の崩落の恐れがありますので棟は一旦解体して取り直す必要があります。
既存の棟は、のし瓦と輪違いを積んで冠瓦を被せた7段積み(通常ののし瓦の高さにすると10段以上)の棟ですが、のし瓦の下に詰めた粘土が剥がれ落ちて棟がズレたり、重量があることで耐震性に不安がありました。そこで、棟を解体したら、耐震性を重視した「丸伏せ工法」により棟を7寸丸1段で取り直すことになりました。

棟の解体

それでは早速、工事にとりかかります。まずは既存の棟瓦の解体から始めます。
棟の解体で出た粘土の処理
当時の施工では、棟に粘土を詰めて固定していたためかなりの量の土が出てきます。棟から出てくる土は全て土嚢袋に詰めて下に下ろします。
化粧棟・箕の甲の解体
化粧棟と箕甲部分も解体します。化粧棟は今回解体のみで、復旧はしないことになりました。
既存本棟解体後
棟の解体が完了しました。土やホコリが飛んでご近所に迷惑をおかけしないように飛散防止用のシートで周囲を囲んで作業を行っています。

棟下地施工(ルーフィング・強力棟金具取付・垂木固定)

既存の棟瓦の解体が完了したら、ここに新しい防水シート(改質アスファルトルーフィング)を張って防水対策をします。
強力棟金具取り付け
改質アスファルトルーフィングを張り終えたら、棟の部分に耐震用のステンレス製の強力棟金具(棟の土台となる金具)を固定します。後で、棟瓦を固定する垂木(タルキ)という芯材を取り付けるための金具です。910mmピッチで取り付けました。 
垂木固定
棟部分に取り付けた強力棟金具に、防腐処理を施した垂木を固定します。この垂木が、後に7寸丸冠瓦(棟瓦とも言います)を固定するための芯材となる木材です。「丸伏せ工法」では、この垂木と強力棟金具が工事の要です。
隅棟垂木取付
本棟に垂木を取り付けたら、隅棟部分にも強力棟と垂木を取り付けます。今回の工事では、本棟・隅棟・箕の甲部分全てを耐震強化して葺き替えます。
箕の甲タルキ取付
箕の甲部分にも強力棟金具と垂木を取り付けました。屋根に直接取り付けられた強力棟金具にしっかりと固定された垂木、ここに冠瓦を取り付けることで棟全体が一体化します。

セメント詰め・7寸丸冠瓦(棟瓦)施工

垂木を強力棟金具に取り付けたら、垂木と桟瓦の隙間にセメントを詰めていきます。(こちらの現場で、この工程の写真を撮影してませんでしたので別の現場で撮影した写真を使用して紹介します。)
棟のモルタル詰め
冠瓦として使用する7寸丸の形状に合わせて、カマボコのような形にきれいにコテを使ってセメントをならしていきます。これは雨水の浸入を防ぐための大事な工程になります。
7寸丸で棟瓦施工
セメントを詰め終えたら、その上に冠瓦を被せます。今回の「丸伏せ工法」では半丸の直径が既存の5寸丸よりも2寸大きい7寸丸を冠瓦として使用します。 大きな丸を被せることによって、より雨漏りしにくい棟の構造となります。
棟瓦固定
7寸丸冠瓦を被せたら、ステンレス製ビスで垂木にしっかりと固定します。ここで使うビスは、頭にパッキンがついているのでビス穴から水が浸入する心配はありません。
本棟取り直し完了
本棟、隅棟、箕の甲とも7寸冠瓦の施工が終わり、棟の取り直し工事全ての工程が完了しました。
今回の「丸伏せ工法」による棟の取り直し工事は、軽量でコストパフォーマンスに優れているので、古い和瓦の屋根で棟の耐震改修や軽量化をご検討中のお客様にお勧めの工事です。
「街の屋根やさん 仙台石巻店」では、お客様の屋根の状態やご要望に合わせて様々なご提案をさせていただいております。 まずはお気軽にご相談ください!

【工事完了後】

7寸丸1段積み施工完了
今回の工法ではのし瓦を積まないので、モルタルが剥がれ落ちたり、粘土が崩れる心配はもうありません。以前の7段積のような重厚感はありませんが、すっきりスマートな屋根に仕上がりました。解体前の棟よりかなり軽量になり、大きな地震や台風が来ても安心です。
箕の甲取り直し完了
本棟と箕の甲が繋がる部分です。調査の際にズレ落ちそうになって危険な状態だった化粧棟は解体のみ行いました。
隅棟取り直し完了
箕の甲から隅棟の部分です。こちらも7寸丸1段積での棟の葺き替えが完了しました。

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使用素材
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使用素材
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保証
工事費用
65万円(税・足場架設費用別途)

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