工事のご相談・ご依頼をご検討中の方はこちらをお読みください
新型コロナウィルス対策について
オンラインでの無料相談・ご提案について
こちらは涌谷町で屋根リフォーム工事を行っている現場です。こちらのお宅では、棟板金の交換とテラス屋根の波板の交換を行っています。
破風塗装まで終わり、これから行う雨樋の取り付けがリフォーム工事の仕上げとなります。
最初に軒樋(のきどい)から取り付けていきます。
まずは軒樋用の固定金具を破風の端から逆側(集水器のある側)の端に1つずつ取り付け、墨出し用の糸を張ります。この時、集水器側の固定金具が少し下げるように取り付けます。
これは雨水が落し口(集水器)へスムーズに流れるよう勾配を決めるためのライン取りです。最初に集水器側の固定金具を下げたのは、雨水の流れを作るためでした。
このラインに沿って、軒樋用の固定金具をステンレスビスで取り付けていきます。この時、固定金具の間隔が455mmずつ均一になるようにします。
墨出しに合わせて軒樋固定金具を取り付けました。
これからこの金具に軒樋を固定していきます。
軒樋を固定金具の上に載せていきます。今回の工事ではPanasonic製のアイアン丸105(新茶)を使用します。
固定金具に軒樋を載せただけでは風で外れてしまいますので、固定金具のフックを曲げて軒樋を固定します。
フックで軒樋を固定しました。固定金具でがっちり軒樋を掴んでありますので、風で飛ばされる心配はありません。
ただ軒樋を並べていっただけでは、軒樋と軒樋の切れ目から雨水が漏れてしまい、雨樋の機能を果たせません。
そこで、軒継手(つぎて・ソケットとも呼びます)というパーツを使って、軒樋同士を繋ぎます。
雨樋専用接着剤を塗り付けた軒継手を軒樋と軒樋の切れ目に取り付け、軒樋が繋がりました。
今回使用したアイアンは内部が金属なので、切り口が雨水で錆びないように、軒樋の切り口にも接着剤を塗って錆びを防止します。
これで雨水が漏れる心配はありません。軒樋の取り付けが完了しました。
こちらは軒樋を下側から見たところです。
本日の工程はここまでです。
次回2日目の工事で竪樋(たてどい)を取り付けて雨樋取り付け工事は完了です。
それに伴いリフォーム工事も完了。足場を取り外す予定です。
同じ工事を行った施工事例
施工事例
石巻市門脇町│経年劣化した瓦棒葺き屋根のカバー工法(SGL鋼板へリフォーム)
使用素材
S式瓦棒(SGL鋼板)一式、改質アスファルトルーフィング、貫板他
- 保証
- 工事費用
- 50万円(税別・足場架設費用込み)
施工事例
仙台市泉区鶴ヶ丘│錆びて穴が開いてしまった板金屋根の葺き替え工事(ダンネツトップ4-1ワイド)と雨樋交換工事
使用素材
ダンネツトップ4-1ワイド、改質アスファルトルーフィング、貫板、アイアン丸60(竪樋)他
- 保証
- 工事費用
- 107万円(税別・足場架設費用込み)
施工事例
気仙沼市│錆びて穴が開いたトタン製雨樋(軒樋)の一部交換工事
この工事と同じ工事を行っている現場ブログ
大衡村にて、配送トラックの接触により破損してしまった瓦棒屋根の補修工事の後半です。後半の工事では瓦棒カバー工事、雨樋・破風板金の取り付けなど、板金工事中心に行います。前半の工事の様子→「大衡村│保険会社からの依頼で、トラックの物損事故で破損...........
「加入者のトラックが配送中に荷台をぶつけてしまい、お客様のお宅の屋根と雨樋を壊してしまったので見てほしい」と、保険会社様からのご依頼があり、早速調査にうかがいました。こちらが配送トラックが物損事故を起こしてしまったA様宅です。前の道路幅も間...........
南三陸町のお客様より「雨樋からの水漏れがひどいので見てほしい」とのご依頼がありました。こちらの雨樋は、取り付けてから40年以上が経過しているそうで、鉄の基材に塩ビで被膜加工がされてあります。