白石市│崩れた棟を『丸伏せ工法』で葺き替え(解体~ルーフィング~強力棟金具取り付け)

こちらのお宅は築70年ぐらいの陶器和瓦の屋根です。経年劣化に加えて地震の揺れにより、棟に詰めていた粘土が崩れ、棟が上下左右に大きく蛇行している状態でした。棟部分の瓦がズレたり落下したため雨漏りしており、化粧棟落下の危険性もあるため葺き替え工事をご提案。これまでの棟は、のし瓦と輪違いを積んで冠瓦を被せた7段積み(のし瓦の高さにすると10段以上)の棟ですが、棟を低くして耐震性を重視した『丸伏せ工法』により葺き替えることになりました。
『丸伏せ工法』とは
屋根と屋根の面が合わさる山状の部分(棟)に、7寸丸瓦という大きな半丸の冠瓦を被せる方法を『丸伏せ工法』といいます。この工法では、屋根と冠瓦をしっかりと強力棟金具で連結することにより、棟が一体化して安定します。 また、熨斗瓦(のしがわら)を積まず、鬼瓦も使用しないので、材料と工期を共に削減できますし、棟の軽量化も図れます。つまり、強力固定と軽量化でこれまでの棟よりも耐震・耐風に優れた棟となり、それを低コストで実現できるのです。耐震対策をお考えの方にお勧めの工法です。






今回はここまで。次回は棟金具に垂木を固定し、隙間にセメントを詰め、7寸丸の冠瓦を被せていきます。
工事の続きはこちら→白石市│経年劣化で粘土が崩れた棟を耐震工法で葺き替え(垂木取付→棟施工)
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