2021.02.04
仙台市青葉区愛子にて、雪止めの増設工事を行いました。こちらは2階建ての三州陶器平板瓦のお宅で、最近の大雪で落雪被害があり、カーポートが破損してしまいました。そこで、今後の落雪対策についてのご相談を受けました。 落雪被害のあったカーポートと周囲の様子 先日の大雪の際、2階の屋根から…
仙台市青葉区愛子にお住まいのお客様より「屋根からの落雪で毎年バイク置き場の屋根が壊れてしまい困っている。何とかしてほしい」とのご相談をいただきました。
こちらのお宅は、建物の東側に駐車場があり、隣接してバイク置き場があります。
そこへ冬になると化粧スレート(コロニアル)屋根の1階と2階から雪が落ち、バイク置き場を壊してしまう、とのこと。
お客様自らで雪止め補強を試みましたが、やはり落雪を止めることができず、街の屋根やさん仙台石巻店へSOSを出すことになったそうです。
上から見たところです。すぐ下にバイク置き場が見えます。
角材のところに溜まった雪が解けては凍って…の繰り返しで、氷と雪の塊になると自作の雪止めでは重さに耐え切れず落雪が発生。バイク置き場を直撃してしまうのだそうです。
今回は、1階の自作の雪止め装置を撤去し、1階と2階にコロニアル用の雪止め金具(後付け用)を増設。より落雪防止効果の高い「スーパーゆきもちくん」を雪止め金具に取り付ける工事をご提案し、施工の運びとなりました。
「スーパーゆきもちくん」とは、株式会社キョーワ(鳥取県)が販売する落雪防止装置の1つです。
通常、雪の降る地域では屋根の先端(軒先)からいくらか棟へ上った所に、雪止め瓦または雪止め金具が取り付けてありますが、軒先ギリギリには何も施されていないのがほとんどです。
「ゆきもちくん」は、軒先から直近の雪止めまでの間に設置することにより、雪止めでは防ぎきれない雪止めより下の部分の落雪を防止する目的で開発された製品です。
細かく、そして厚みのあるネットの上に雪が降ることで、積もった雪がネットに噛み込みます。これにより、屋根面と積雪との間に大きな摩擦を作り出して、雪が屋根面を滑り落ちるのを防止します。
この「ゆきもちくん」にコイルを組み合わせることにより、屋根と積雪の間にスペースを作り出し、より多くの雪を抱きかかえ、落雪を強力に防止するのが「スーパーゆきもちくん」です。ネットに留まった雪が解けると水だけがネットから屋根に落ち、屋根を伝って樋に流れ出るため、氷の塊になる心配もありません。
和瓦・洋瓦・化粧スレート・鋼板屋根等いろいろな屋根材に設置可能で、それぞれの屋根材に対応する専用の金具が用意されていますが、特に凹凸の少ない屋根に最適 です。
こちらのお宅の屋根は化粧スレート屋根で凹凸が少ないので、スーパーゆきもちくんの取り付けにはピッタリの屋根ですね。
今回は5色(ブラック・ブラウン・レッド・グリーン・グレイ)のカラーバリエーションの中から、屋根の色に合わせてブラックを採用しました。
2階の屋根にもスーパーゆきもちくんを設置しました。
1階、2階とも重ねて設置することにより、落雪防止の効果はかなり高くなるはずです。
これで下にあるバイク置き場も安心ですね!
スーパーゆきもちくん等の雪止めネットやフェンスは、適切な取り付けがされていないと製品ごと落下するリスクがあるため、金具の取り付けピッチや位置が非常に重要になります。
取り付けの際は専門の業者に依頼するのがベストです!
雪止めは後からでも設置可能です。
街の屋根やさん仙台石巻店では、屋根の種類・形状等を考慮し、お宅の屋根に最適な雪止めをご提案いたします。
※雪止めについての詳細についてはコチラ
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