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登米市│下地の劣化が原因で雨漏り、既存瓦の再利用で葺き直し工事


工事のきっかけ

「台風や強風の際の雨でたびたび雨漏りが発生しており、最近では少し強めの雨でも雨漏りしてしまう」とお客様からのご相談がありました。

登米市 屋根葺き直し,防水工事 葺き直し工事

ビフォーアフター

before
解体前北面で雪止落下
horizontal
after
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工事基本情報

施工内容
屋根葺き直し,防水工事
施工期間
3日
使用材料
改質アスファルトルーフィング、瓦桟(防腐処理済み)
施工内容その他
葺き直し工事
築年数
54年
保証年数
工事費用
46万円(足場架設費用別途・税別)
建坪
ハウスメーカー
葺き直し工事現場全景
登米市にて、瓦の葺き直し工事の様子をご紹介します。
築54年の陶器和瓦のお宅で、たびたびの雨漏りに悩まされご相談を受けました。雨漏りのある北面の瓦を剥がして屋根下地を調査したところ、防水シートに経年劣化による亀裂が見られ、そこから雨水が浸入して雨漏りを起こしたようです。
今回の工事では、雨漏りのある北面の既存の瓦を解体し、新しい防水シート(改質アスファルトルーフィング)と瓦桟に交換、解体した瓦を再利用して葺き戻す、という工程になります。
葺き直し現場の南面
こちらの写真は玄関のある南面の屋根で、三州陶器和瓦が使用されていますが、54年前の新築時に施工されたものです。今回工事を行うのはこちらではなく北面の屋根で、ちょうどこの屋根の裏側になります。
解体前 北面
こちらが今回、葺き直し工事を行う北面の屋根です。南面と同じ三州陶器和瓦ですが、南面の瓦と色が違いますね。こちらは54年前の建て替えの際、解体した建物に使用されていた瓦を再利用して葺いたものだそうです。通算で100年近く経つ瓦ですがまだまだ立派です。
しかし現在の改良を重ねた瓦とは違い、雨水の浸入を防ぐ雨返しの土手の高さが1mmほどしかなく、瓦と瓦の間に長年の土埃が詰まって毛細管現象を起こしていました。
 毛細管現象について詳しくはこちら→「毛細管現象とは?」
雪止落下
現在のように雪止瓦を焼く技術がなかったためか、桟瓦に同じ陶器で作った雪止を銅線で吊って固定していたので、古くなった銅線が切れてほとんどが下に落ちていました。
雪止の銅線固定穴
雪止に開けた穴(黄色で印をつけた部分)に銅線を通し、桟瓦に吊って固定していました。今回の葺き替えでは、北面側は裏山だけですので、雪止は付けないことになりました。

既存瓦・瓦桟解体

既存瓦を解体
それでは早速、工事に入ります。
まずは既存瓦を解体します。今回は解体した瓦を再利用するため、壊さないように細心の注意を払います。
野地板が露出してしまった屋根
既存瓦を解体して、古い防水シートと瓦桟だけの状態になると、防水シートに亀裂が入って下の野地板が見えている箇所がありました。ここが雨漏りの原因となった箇所ですね。
瓦桟解体
新しい防水シート(改質アスファルトルーフィング)を張るために、既存の瓦桟も解体します。
瓦桟解体完了
瓦桟の解体が終わり、新しいルーフィングを張る準備ができました。

改質アスファルトルーフィング施工

ルーフィング施工中
防水シート(改質アスファルトルーフィング)を、既存の防水シートの上から重ねて張り付けます。水が流れる方向に逆らって、軒先から棟に向かって順に重ね、タッカーと呼ばれるホッチキスのようなもので屋根板に留めていきます。ルーフィングを重ねる時は、上下に100mm以上の重ねしろをとり、防水性を高めます。
ルーフィング張り完了
ルーフィングを張り終えました。解体前のフェルト製の防水シートに比べ、今回使用した改質アスファルトルーフィングは温度変化に強く、耐久性に優れた製品です。また釘穴のシール性にも優れ、タッカーの針や釘を打ち込んでも、熱で膨張して穴を塞ぐ性能もあり、2次防水の対策は万全です。

瓦桟(防腐処理済み)施工

瓦桟施工
瓦桟を改質アスファルトルーフィングの上から釘で屋根に固定します。瓦桟とは「引掛け桟瓦葺き工法」において、瓦がずり落ちてこないように引っ掛けて固定するための木材のことです。
瓦桟打ち
瓦桟を軒先と平行になお且つ等間隔に並ぶように、瓦桟専用に改良した釘打ち機を使って釘止めします。この間隔は瓦の働き寸法によって異なりますが、一般的には225~306mmです。
瓦桟のウォーターホール
瓦桟は水平方向一直線に設置されるため、ただの真っすぐな部材ですと暴風雨等で瓦の内部に浸入してしまった雨水を堰き止めてしまう恐れがあります。それが原因で、瓦桟だけではなく防水シートや屋根板等の下地まで水が染みこんで腐食してしまうこともあります。そのため、当社では水を逃すための「ウォーターホール」という穴を付た瓦桟を使用して排水対策をしております。もちろん、防腐処理も施してあります。

平葺き(既存瓦葺き戻し)

瓦葺き戻し作業
瓦桟の施工が終わったら、最初に解体した既存の瓦を戻します。葺き直す前は、瓦桟に瓦をただ引っ掛けてあるだけでしたが、今回は耐震・耐風性能を上げるために瓦のツメを瓦桟に引っ掛けたら、瓦を瓦桟に釘止めします。
平葺き直し
既存の瓦には釘止め用の釘穴が開いていないので、瓦を割らないよう細心の注意を払いながら瓦の上の方にドリルで釘穴を開けてから釘止めします。釘は、後々錆びて瓦を割ることのないようにステンレス製のものを使います。
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葺き直し工事が完了しました。

今回の工事では、材料のコストを抑えるために既存の瓦を再利用しました。
再利用した瓦は半永久的な寿命を持つと言われる陶器瓦だけあって、まだまだ使える立派なものです。

【工事完了後】

葺き直し工事完了
今回の工事では下地を新しくし、瓦を再利用しているため、表面上はあまり工事前と変わりません。

今回のように、瓦が割れたりズレたりしていないのに雨漏りしている時は、下地に問題がある場合もあります。少しでも屋根のことで気になることがございましたら、お気軽に街の屋根やさん仙台石巻店(TEL:0120-50-4778 FAX:0225-25-4779)へご相談ください。点検・見積無料です。

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