2026.01.29
こちらのお宅では、築およそ30年のトタン製の雨どい(特に軒先に取り付ける「軒樋(のきどい)」と呼ばれる横方向の部材)が、長年の経年劣化で錆(さび)つき、ところどころに穴が開き雨水が落ちてしまう状態でした。 穴が開いた雨どいからは、屋根や外壁に直接雨水が落ちるようになり、洗濯物が濡…
名取市名取が丘にお住まいのお客様より、「台風が通過したあとに雨樋が壊れてしまったようなので確認してほしい」とのお問い合わせをいただきました。
現地へお伺いして詳しくお話を伺うと、台風の強風が吹いた翌日に建物の周囲を確認したところ、屋根の上に設置されていた雨樋の一部がなくなっていることに気付かれたそうです。
雨樋は普段あまり目にする機会がないため、破損していても気付きにくい部分です。しかし、そのまま放置すると雨漏りや外壁の汚れなど別のトラブルにつながる可能性があります。
まずは実際の状況を確認するため、屋根へ上がって調査を行いました。
調査を進めると、屋根の上を横断するように設置されていた「這樋(はいどい)」がなくなっていることが確認できました。
這樋とは、雨水を別の場所へ流すために屋根面に沿って設置される雨樋のことです。一般の方にはあまり聞き慣れない名称ですが、屋根上の排水をコントロールする重要な役割を担っています。
東側の屋根を確認すると、本来設置されているはずの樋が跡形もなく消失していました。
固定金具だけが残り、樋本体は強風によって飛ばされてしまったと考えられます。
お客様のお話によると、飛ばされた樋は敷地内へ落下していたため回収して保管されていました。
幸いにも人や車に当たることはなく、近隣住宅への被害もありませんでした。
もし道路側へ落下していた場合は、通行人への危険や車両事故につながる可能性もあったため、大きな二次被害にならなかったことは本当に幸運だったと言えます。
回収された樋を確認すると、破断面は非常に激しく損傷していました。
通常、人の力で簡単に折れるものではありません。
それだけ台風19号の風が強烈だったことが分かります。
自然災害の怖さを改めて実感する状況でした。
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